小鳥の介護ボードができるまで ①


とりきちです。
いつもブログをご覧くださり、ありがとうございます。

どの職業でもそうだと思いますが、
長く同じ職業に就いていることで、
仕事がまさに「仕事」となり、当初抱いていた情熱や、
夢などが遠く、かすむようになります。

仕事が仕事となるとき、それは、
とてもつまらないものになります。

とりきち横丁を始めて、いつしか抱くようになった
人間、社会をふくめた、小鳥の世界を幸せにしたい、
という熱い気持ちは今も変わりませんが、
日々の積もり積もった仕事の山の中で、
どうしても、気持ちが折れることもあり、
純粋な夢を持ち続けることが難しいと感じることがあります。

ですが先日、ふとしたきっかけで、
私は、自分を奮い立たせることができました。

***

睡眠不足で、こなすべき仕事はたまるいっぽうの日々。
そんなとりきちに、ある日、
日本にいる母から電話がありました。
内容は、母のもとに暮らす、15歳となった、
セキセイインコのゴンタのことでした。

「とりきちちゃん、もうゴンタはもうダメかもしれない。
弱っているのよ。覚悟をしていてね。
首が曲がってきて、辛そうだけれど、
止まり木に止まろうとしている。
見ていて泣けてくる・・・」

と。

私の中で、眠っていた熱いものがこみあげてきました。
ゴンタを、そして同じ症状や病気で、
苦しんでいる鳥さんたちを助けてあげたい。

電話を切って、すぐさま、
ゴンタのように高齢で、そして病気や、羽毛障害で
通常の止まり木に止まれなくなった鳥向けの
商品がないか見ましたが、ネットには自分が
納得できるようなものは見当たりませんでした。

ならば自分で作れないか、
と思いをめぐらすようになりました。

思いつきですが粗いデザインはできあがりました。
でも、それを実際に形にしてくれる人がいない。

ふと、普段、横丁が買い取っている商品の
売主である、ドイツ人作家のエリーさんのことが
頭に浮かび、すぐにメールをしました。
そこには、思いつきデザインを添えて。

Probestueck_20150418030445dbb.jpg

エリーさん、こんにちは。
突然ですみませんが、介護用品を日本で
販売したいんです。
こんなデザインの商品、作っていただけませんか?

と尋ね、ドキドキして待ちました。
こんなこと、人生初です。

そして、しばらくしてエリーさんが返事が来ました。
そこには、

「実は私も前から、そうした介護用品を作ってみたかった。
ちょっと待ってて。すぐに作ってみるから」

と書かれていました。
それから、数度に及ぶ、試作とデザイン変更が始まりました。

ブログは次回に続きます。
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Author:横丁スタッフ
ドイツ・ベルリンにある
『とりきち横丁』の
スタッフブログです。
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