小鳥の介護ボードができるまで ②


小鳥の介護ボードができるまで ① 
の続きです。

そして、2日ほどしてエリーさんから連絡がありました。
私が送ったデザインだと、三角形の板組みがうまくできず、
苦労している、とのこと。
しかも、これだと鳥はくつろげるかしら?とも。

私はこう返事をしました。
では、両側のボードを四角にして、そこでお腹をつけて休んだり、
エサを撒いて、止まりながら食べられるようにしてはどうでしょう?
このとき、エリーさんに送ったデザインです。

介護3

これへのエリーさんからの返信には、やはり両側の板組みが難しく、
簡単に壊れてしまう可能性があるとのこと。

では、4本脚に変更可能ですか?
と、私も食い下がりました。

それから数日。

出来上がってきたのが、下の2点です。
大小バージョンを作ってくださったようです。
でも、なぜか4本脚ではなく2本脚。

かいご

エリーさんいわく、最初のデザインより
脚つきのほうが安定性が増したけれど、それでも
まだ改良の余地があるそうです。
そこで一度、小バージョンの実物を送っていただくことにしました。

待つこと数日、実物が到着しました。

介護2

こちらは小バージョン。
2本脚に枠組みされたボードが乗っています。

うーん、見るからに不安定(笑)
試作品を見たスタッフ誰もが思いました。
これでは、鳥が飛んで止まったら、そのまま倒れてしまいます。

エリーさんには悲しい内容の、ダメだしメールを
送ることになりました。

エリーさん、すみません。
2本脚だと不安定で、介護が必要な鳥にも危険なため、
やはり4本脚にしていただけませんか?

しばらく返信がなく、どうしたのかな?と思ったら、
なんと、2日ほどして、下記の試作品が送られてきました!

52_20150418030444999.jpg

ななんと、最初の試作品の両側に、はしごが付いて、
ケージに結べるようになっていました。
これには、私たち一同びっくり。

たしかにこれだと、倒れないし、
時々、はしご部分に乗って遊んだり、
くつろぐことができます。

ですが、短所も色々。
エリーさんにはすぐに、お礼メールとともに、
下記の点を伝えました。

・1個あたりのコストが大幅にかさむこと。
1個あたり、2千円以上の原価となります。

・新型ボードの場合だと、ケージなど、
 結びつけるための網が必要で、
 お医者様に行くときなどのキャリー内部では
 使えないこと。そして大きすぎること。

これにはエリーさんも、しぶしぶ納得。
せっかく苦労して試作品に取り組んでくださったのに、
申し訳ない気持ちで一杯でしたが、
高額すぎる商品だと、たとえ良い商品でも
お客様に買っていただけません。
そして何よりも、日本の住環境にあった
適度な大きさでないとけません。

なんとなく行き詰まり始めていた試作品作りでしたが、
このあと、私はもう一度、自分が何を作りたいのか
頭の中を整理することにしました。

長くなりますが、次回へ続きます。
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Author:横丁スタッフ
ドイツ・ベルリンにある
『とりきち横丁』の
スタッフブログです。
新製品やドイツの鳥事情
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