リクルート時代に培ったもの


毎週水曜日は、対外的にはお休みを頂いています。

ですが、とりきちにとって水曜日は、
普段できない経理業務や、新商品のアップ、
銀行周りなど外での諸用をこなす曜日になっています。
そして、たまのブログをアップする時間にも。

まだ、横浜で実施したイベントのブログが
書けないままでいますが、
イベント時、または日本滞在中の別の機会に、
お客様からいただいたご質問の中に、

とりきちさんって、一体何者!?

といったストレートなご質問が多かった気がいたします(笑)

続いて、

ドイツでなぜ、鳥の会社をしているの!?

といった、ご質問も。

そうですよね、日本にいらっしゃる方からみたら、
私は、きっと不思議な存在なのでしょう。
それが今回の日本滞在で、とてもよく分かりました(笑)

自分の歴史というものは、
これまで横丁のショップにも積極的に書いてきませんでしたし、
大声で語ってきてこなかったことに、改めて気付かされました。

私の個人のブログ「とりきちTagebuch」をお読みの方は、
何となくご存知だったかも知れませんが。

***

そこで、スタッフブログを通じて、時々、
私のバックグラウンドとなる様々な一コマをお話してまいります。

私は、まだ若かった頃(笑)、
リクルートという会社に勤務していました。
年月にすると、たった2年間ではありましたが、
私の人生にとって、まさに衝撃と怒涛の2年間でした。

ここで学んだことが、今間違いなく、
とりきち横丁の運営・経営に
生きていると自信をもって言えます。

当時は、起業など思いもつかず、ただただ、
与えられた仕事をこなすことでいっぱいでしたが、
周囲には、エネルギーに溢れた先輩方が多くいて、
私は知らずしらずに大きな影響を受けていたようです。

自分が所属する課が、一つの会社であるという理念のもと、
当時は予算配分なども課単位でされていたため、
私の仕事の一部には、損益計算書作成なども含まれ、
それらを通じ、利益を計算するためのしくみも
大まかですが、学ぶことができました。

そして、まだヒナ同然だった私に、先輩たちが
徹底的に社会人としての「いろは」を叩き込んでくれました。

何より先輩たちと過ごす中で、
あと◯年で会社を辞めて、ステップアップのために
留学をする、転職する、起業するという会話を
ごく日常に聞いていたことを思い出します。

リクルートは自分のステップアップのための一ステージと
とらえている人が多かったのです。

***

ある日、私は自分が所属する事業部が提供する、
日本の企業様の新人社員研修を見学する
機会を得ることができました。

もちろんその研修は、お客様である、
◯◯証券という有名企業の新人社員向けの
研修でしたが、なんと、当時まだ私は年若だったからか、
研修を見学する中で、自分自身が
感化されてしまったのです。

研修を行うトレーナーの先生のお言葉の
一つ一つに感銘を受けたのです。

「自分で指針を作り、航路を決めて、漕ぎ出そう」

のような内容だったと思います。
見学者とりきちは、そのとき、ノートに走り書きをしました。

「◯◯の勉強がしたい!そうするには大学に入りたい。
 そうするには今、動き出すしか無い」

と。

研修は数日にわたり、毎晩、
トレーナーの先生方ともお話しする機会もあり、
まさに昼も夜も、自分の人生や夢について
直接指導も受けることとなったわけです。

リクルートの先輩社員だけでなく、
老練のトレーナーの先生方たちも実にユニークで

「なにしてんの、さっさと早く外に出て、
 自分らしい人生を歩みなさいよ」

と、叩きこまれたのでした。

ほどなくして、私は所属する課長と面談の機会をいただき、
会社を辞めます、というお話を告げたのでした。

今思えば、なんて単純だったのでしょう(汗)
でもそれが、若さなのでしょうか・・・

***

当時はバブルまっただ中で、ちょうどリクルート事件が
起こる前に私は退社し、大学進学に向けた道を
手探りで歩むことになりました。

起業を意識していた人も、
私のように意識していなかった人も
リクルートは、社会人としての常識はもちろんのこと、
会社経営のスピリットを叩き込んでくれた気がします。

この時代がなければ、今の、
とりきち横丁は絶対に存在しなかったでしょう。

その後しばらくの間、学業に邁進したため、
そんなことはすっかり忘れていたのですが、
最近とくに、リクルート時代のことが思い出されてなりません。

戻りたくないほどハードだったけれど(笑)、
とてもとても輝いていて、自分がはじけていた時代。

これまでは、こうした私の会社人時代を語ることは気恥ずかしく、
むしろ隠しておきたいという気持ちがありました。

でも、ちまたでリクルート出身の多くの方々が
社会の一線で頑張っておられる様子を見て、勇気づけられ、
今ようやく胸を張って、

わたしもなんですよ

と言いたくなりました。


とりきち


プロフィール

横丁スタッフ

Author:横丁スタッフ
ドイツ・ベルリンにある
『とりきち横丁』の
スタッフブログです。
新製品やドイツの鳥事情
横丁での出来事などを
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