まき 実習中間報告

はじめまして、まきです。
9月よりとりきち横丁実習生としてお世話になっています。

この場を借りて、私が日々どのようにして、とりきち横丁
勉強しているかご紹介させていただきたいと思います。

まずは簡単に自己紹介を。
茨城生まれの田舎者。大学進学を機に上京するも、ドイツに心惹かれ、
卒業後に単身渡独。
昨年より念願のベルリンに越してきました。
趣味は、食べること・呑むこと・寝ること!あと、ときどき運動です!
現在はドッグトレーナーの講習を受けつつ、バイト実習にと、
奔走しております。

私がドイツに興味を持ったきっかけは、ティアハイムという
動物保護施設でした。
日本では毎年多くの動物が「不要」の烙印を押され行政によって殺処分
されています。
しかしドイツでは、多くの協力・援助・寄付のもと、民間の施設である
ティアハイムが中心となって動物の保護、譲渡を行っています。
このティアハイムの存在は人々に広く認知されていて、週末になると
みんな気軽に訪問しています。
また新しい家族を迎えるための選択肢として非常にメジャーなもの
となっています。
  動物を動物として尊重し扱う、そして共生していく
     このドイツの空気を肌で感じたい!
この思いから、いままで様々な方法でドイツの動物愛護にアプローチ
してきました。

そんな折、オーガニックのカラス麦穂の収穫でお手伝いをしたのが
きっかけで知り合いになったのが、当社代表のとりきちさんです。
作業中、束の間の談笑の中で鳥にまつわるドイツ事情をお話し
していただきました。
前述のとおり、私は自分なりに、動物愛護について学んできたつもり
でした。
     がしかし!
それは、犬や猫のことばかりで、鳥という動物は完全に
   ノーマーク、盲点
でした。
まさに衝撃!まったく畑違いながら、鳥に対してもドイツはこんなに
やさしくできているのかと感銘を受けました。
ドイツの動物に寄り添った考えを日本にお伝えしたいという
同志として、とりきちさんのもとで何か学べることがあるのでは
という考えに至りました。
そして直談判の末、実習生としての席をもぎ取ったわけです。

私の実習期間は、ドイツの規則に則って3ヶ月と設定されています。
すでに折り返し地点まで来てしまいました。
これまで、とりきちさんはじめ、各スタッフさんに付いて
業務を見させていただきました。

例えば、みなさまからのご注文をいただいて、最初に取りかかるのが
確認メールを書く作業です。
しかしこれがまず大変なんです。
当店で扱う様々な形・大きさ・重さの商品から、欲しいものを選んで、
ご購入いただくわけですからその組み合わせは
千差万別、無数に存在します。
なので、注文毎に商品を頭の中に思い浮かべ、だいたいの容積を
計算します。私はこれを
     エア商品集め
と命名します。そしてそのエア商品集めの結果、ベストな大きさの箱を
選び出すのです。

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(この箱の重さも後々、重要になってきます!安易に大きい箱は選べないんです)
この段階で一度、予想重量を計算します。
ここでは、箱や商品の重さにプラスして、
梱包材にどれだけの重さがかかるか予測して考えなければなりません。
最終的にお客様に送り出す状態の箱の重さに対して送料がかかるので、
なるべく最小限に抑えた形で作り上げていきます。
この作業はさながら、
      エア梱包
といったところでしょうか!
ここまでくれば、ご注文確認メールを書きはじめることができます。
その他の情報と共に、予想重量を記載してお客様に送信されます。
これを読んだお客様は、注文を確定するか、内容を変更するか、
具体的な数字を見て考えることができるわけです。
ご購入されたことのある方は、ぜひこの確認メールをもう一度
読んでみてください!
あの予想重量は、これだけの工程を経てみなさまに届けられています。
エア商品集め&エア梱包のスタッフはこの作業を日に何十件とこなす
わけですから、商品知識経験がものを言います。

この知識を集めるためにも重要な業務が、量り売りシード・穂類
袋詰め作業です。
例えば、我々の商品のなかの「オーツ麦」「パギマグリーン」では
質量がまったく異なりますし、穂類はだいぶかさばります。
これらを考慮して、ご注文いただいたg数に合わせて袋の大きさを決め
ひとつひとつ秤で計量していきます。
(シードを計る際は、某日本メーカーの高性能秤を使用し寸分の狂いなく仕上げています!
ドイツの秤は信用できませんから・・・)

この袋の選択も、最終的な重量を軽く仕上げるためには、大事になって
きます。というのも、袋のサイズがひとつ上がると、だいたい1gほど
重くなります。詰めやすいのは大きい袋ですから、すべてに余裕のある
袋を選んでいたら、
5商品で5g、10商品で10gも重くなってしまいます。
たった数gのために、泣く泣く商品を削らなければならない!
というお客様が少しでも減るように、
袋詰めのスタッフはこの選択にも気を配って作業に当たっています。

図4


この他、多くの作業は手作業かつ多くのスタッフが連携して進められて
いきます。それは、お客様一人ひとり、ご注文一つひとつに
最適のサービスを提供するために必要不可欠だからです。
作業を効率化して、システマティックにすることは簡単です。
でも手で作り上げていくからこそできるお店というのを、
とりきち横丁は目指しています。
ご注文いただいた商品の宛名に、スタッフがひとつひとつ鳥スタンプ
押しています。角度が違っていたり、色がまばらだったり、
でも気持ちを込めて押しています。
このひと手間が、お客様に商品の価値以上のものを見出していただける
所以なのだと思います。

多くの業務で重要だと感じたのは、商品知識経験
スタッフ同士の連携はもちろんですが、
    思いやり   です。
できるだけ早くお届けしたい、なるべく軽く仕上げたい、
愛鳥さんが本当に必要なものをお送りしたい、これらの気持ちなしに、
とりきち横丁の業務は成り立たないような気がします。
長いことドイツに住み、ドイツ式の接客(=横柄にすら何とも感じなく
なっている私には、サービスってなんだっけ?接客業とはなんぞや?
となるほど、とりきち横丁の細かな対応に驚き尽くしです。
インターネットという、直接的ではない販売方法だからこそ、
より親身でお客様の側に立った経営が
重要になってくるのだと思います。

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私は今後、の分野でさらに知識を深め、ドイツと日本を繋ぐような
仕事をしていきたいと考えています。
もし、とりきち横丁ならぬ「いぬきち横丁」を起業するようなことが
あれば、いま私が勉強させていただいている多くの業務が、
そのまま活かせるような気がします。
そのためにも、実習生活の残り半分、さらに実りのあるものに
していきたいと思っています。
プロフィール

横丁スタッフ

Author:横丁スタッフ
ドイツ・ベルリンにある
『とりきち横丁』の
スタッフブログです。
新製品やドイツの鳥事情
横丁での出来事などを
お知らせしていきます♪

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