国内スタッフ・あかねさん ドイツ研修レポート

今日は、国内スタッフのあかねさんの、ドイツ研修レポートをお届けいたします!

「ドイツ研修を終えて」

 「お客さん」という立場で出会ったドイツのとりきち横丁。

そのあと国内発送スタッフとして働かせていただけることになり今に至りますが、お客さんとしてだけであった頃も、スタッフである今も変わらず、とりきち横丁は私の大好きなお店です。

その大好きなお店の舞台裏、そして、そのお店が誕生する舞台となったドイツという国を、今回限られた時間の中ではありますが、実際に目で見て肌で感じて学んできました。

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 まずは、とりきち横丁オフィス。横丁スタッフブログ記事や、国内スタッフ・ユカリさんが2年前に訪れた際のブログ記事を、出発前に何度も読ませていただいていたので、こんな感じかな、というのはなんとなく想像していました。

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そしてやはり、仕事の流れとしては想像していたこととあまり変わらなかったのですが、驚いたのは「イレギュラー」の多さでした。

「イレギュラー」と言ってしまっていいのかわからないほど、お客様からの注文(オプションやご希望やお支払い方法…etc.)も、それに合わせた梱包も、多種多様です。

「レギュラー」と言えるもののほうが、もしかしたら少ないのかもしれません。

それほど様々なパターンで作られ、お届けされるお荷物が多かったのです。

ご注文数が増えている中で、メール対応、商品集め、梱包、そしてそれぞれの二重チェックなど、各々の持ち場で仕事を的確・迅速・丁寧に進めていくスタッフの皆さんには、見ていて頭が下がる思いでした。

緩衝材なども、このご注文には○○がこのぐらい必要になる…など、すべて感覚で計算できてしまうほど「職人」です。

ドイツの良さがつまった商品を、日本人らしい気配り心配りをもった対応で日本に届ける…私が想像していた以上の仕事量の中で、スタッフの皆さんはそれを実現していました。

そしてひとりひとりがとてもいい表情をなさっているのがとても印象的でした。

ぱっと顔を合わせただけでも、「あぁ、生き生きとお仕事されているのだな!」とわかる、そんな雰囲気に満ちたオフィスでした。

もっと時間があったなら、もっともっとその場で学びたかったです。ここで働きたいと思うほどでした。

今回の研修で、私の大好きだったお店・そしてそこへ集う方々(スタッフもお客様も)への愛情は、深く強くなったと実感しています。

 そして、とりきち横丁が生まれる舞台となった、ドイツという国。

このドイツでの、鳥をとりまく環境、状況を実際に見ることができたことも大きな収穫でした。

 とりきちさんの秘密の場所であった、ベルリン植物園。行ってみると、日本にあるような植物園とはまるで違います。

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作られた・整理された自然ではなく、ありのままの自然、そしてそこに人もともに生きるような… これは植物園に限ったことではなく、ベルリンの街中でも強く感じたことなのですが、こちらの人の過ごす環境の中にある木々や花は、日本にあるような整理されたものではなく、大きな木々が昔のまま残されているような雰囲気があります。


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切る必要のないところは切らない、という感じなのでしょうか。ベルリンという都会の中でも、自然との距離が本当に近いのです。自然や動物に寄り添うドイツの人々の心が、こういったところからも感じられます。

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 ベルリン植物園の中での野鳥とのふれ合い。

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私の住む函館にも野鳥とふれ合えるスポットはありますが、ベルリンの野鳥は、そこの子たちをはるかに超えるほど人に慣れていました。

大きな森に守られて、そこに時々お邪魔する人々に愛されて、こんなふうにたくさんの数の野鳥たちが羽ばたいているのだと、私はカシューナッツをぐっと握りながらひたすらに感動していました。

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 研修のトリを飾ったヴァルスローデ花鳥園、ここでもまた更なる感動の嵐です。

展示されている鳥たちの環境もそれぞれの種に合ったもので、生き生きと生活する鳥たちの表情に釘付けになりました。

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覆いのないところで自由に生活する鳥たちもいます。日本の動物園や花鳥園ではほぼ考えられないようなことです(なぜいなくなってしまわないのでしょうか??)。

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そして、一番心を奪われた飛行ショー。巨大なコンドルや、カンムリヅルや、コンゴウインコ、コガネメキシコインコたちが、どこからともなく現れ、スタッフの合図で大空を自由に飛び回ります。

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野外であり、いつでも飛んで逃げてしまうことはできるはずなのに、決してそれはしないでそこにいてくれる鳥たち。

スタッフさんとの絆がしっかりとそこにあるからこそできることなのでしょう。

たくさんの種類の鳥たちのありのままの姿、自由に羽ばたく本来の姿を目の当たりにし、そしてそんなに美しく賢い彼らと、信頼関係を築くことができる私たち人間。すべてが愛しくて、嬉しくて、ショーを見ながら涙があふれました。


 ショーの終わりになかなか帰りたがらない1羽のカンムリヅルを、そこにいたお客さんみんながゆったりと「見守っていた」ことも印象的でした。

そこは小さな通路で、ショーを見終わったお客さんたちは皆それぞれ次のショーや目的地に行こうとしていたのですが、1羽のカンムリヅルがなかなか帰ろうとせずに道をふさいでいたました。

スタッフさんはカンムリヅルに無理強いはせず、自発的に帰る気になってくれるようにごはんを見せながら誘導し、そして、その場にいたお客さんには「動かないでください」とお願いします。

カンムリヅルの気が散らないように、ということでしょう。その場にいた人たちは、見事に皆ピタッと止まり、ゆったりとそのカンムリヅルの気が向くのを見守っていました。

もしも同じような状況が日本で起こったなら、果たしてお客さんたちは、皆そこでじっと立ち止まってくれるでしょうか。

いつ帰る気になってくれるかわからないカンムリヅル、自分たちはこれから見たいショーがある、行きたい場所がある、時間が限られている…そんな状況で、みんながみんなこんなふうに鳥さんを待ってくれることはないのではないかと感じました。

こんなワンシーンからも、ドイツの人々の鳥への愛情、寄り添い方を垣間見た気がしました。

自然との距離が近く、そのありのままを愛するドイツだからこそ、とりきち横丁で扱うような、鳥に優しい商品が多く生まれているのだと感じます。

日本の自然や動物への愛し方は、少し自分本位な部分があるのかもしれません。日本も今一度、自然や動物への愛し方・寄り添い方を見直せる、そんな社会になっていったらいいなと思います。

 私は日本の鳥さんたちを少しでも多く幸せにしたい。

そして、そんな幸せな鳥さんが増えることで、その鳥さんと暮らす人たちの笑顔が増えたら、もっと嬉しい。

とりきち横丁の国内発送スタッフに応募した動機はそこでしたが、今回の研修を終えて、この思いが一段と強くはっきりとしたものになりました。ドイツの人々のような愛し方で、私も自然や動物、鳥たちを愛したい。

そして人を愛したい。そういう思いで、これからより一層お仕事に励んでいけたらと思っています。

 私に学ぶ機会を与えてくださったすべての方、事柄に、感謝いたします。
 どうもありがとうございました。

あかね
プロフィール

横丁スタッフ

Author:横丁スタッフ
ドイツ・ベルリンにある
『とりきち横丁』の
スタッフブログです。
新製品やドイツの鳥事情
横丁での出来事などを
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