もみじのヴァルスローデ花鳥園同行記

こんにちは、もみじです。
ベルリンでは急に冷え込みがきつくなり、街中で
皮ジャケットやコートを着ている人も見かけるようになりました。

そんななか、この7月に実施された「ドイツ・鳥の旅」
モニターツアーを振り返ってのレポートをお届けしたいと思います。

私が同行させていただいたのはニーダーザクセン州にある
世界最大を謳うヴァルスローデ花鳥園」 
東京ドーム5個分の広大な敷地に、4,200羽の鳥さん達が暮らす
鳥好きさんには楽園のような施設です。

ただ、訪れるための交通手段が車しかない為、
日本の方にはほとんど知られていないのではないでしょうか。

今回はベルリンから出発する、花鳥園への
日帰りバスツアーを利用しました。
花鳥園までの距離は約330km。東京から仙台間の距離に相当します。
そのため、出発は朝5時30分(!)開園時間である
10時過ぎごろに、現地に到着する予定でした。

前日にお願いしていたパン屋さんで、朝食のサンドイッチを受け取り
incostyleさん、chiyodoriさん、ユカリさん、
とりきちそしてもみじの4人でバスセンターへ向かいます。

集合場所には、こじんまりとしたバスが止まっており
中にはすでに大勢の人たちが待っていました。
集合15分前には到着していたのですが
どうやら私たちが最後の乗客だったようです。
「さすがドイツ人、朝が早くても時間厳守だな」と妙に感心しつつ
挨拶をしてバスに乗り込み、二人の運転手さんに
告げられた座席へと腰を下ろします。

出発時間よりやや早く、
とりきちに見送られながらベルリンを後にしました。

出発してほどなく、パーキングエリアでの停車や、
飲食物が車内で購入できること等車内の説明を受けた後
各自、朝食を摂ったり、読書を始めたり
目的地までの時間を自由に過ごします。

私たちも、朝食をとりつつ、一緒に暮らしている愛鳥さんの話題や
花鳥園でどのショーをみるかといった話題で
楽しく時間を過ごしました。

ドイツが誇る高速道路アオトバーン。
スイスイとバスが進んでいきます!…と言いたいところだったのですが
途中から雲行きが怪しくなってきました…

突然渋滞が始まり、なかなか車列が動きません。
ようやく動いたと思ったら、道の片側に横転したトラックが…

地図と時計を見比べてみると、旅程の半分くらいしか進んでいません。
これでは、開園時間の10時には到底間に合いそうもありません。
この日は結局、2件の事故渋滞&工事渋滞に巻き込まれる
ことになりかなりの遅れが生じてしまいました。

ようやく渋滞を抜け、木々の多いエリアへと入っていきます。
これはもうすぐ着くかも!気を取り直しバスの旅を続けていると
ついにサファリパークの看板が!!

ってあれ?!
なんでサファリパーク???

サファリパークの隣に花鳥園があるのかな??

頭の中がはてなマークでいっぱいになっていると
バスが止まり、運転手さんが私たちに降りるように促します。

「これから専用のバスに乗って目的地に向かうので
ついてきてください。帰りはまたここへ戻ってきてください」とのこと
不安と疑問がいっぱいの中、バス乗り場へ連れていかれます。

「私たちはヴァルスローデ花鳥園に行くツアーを申し込んでいて
ここにちゃんと花鳥園ツアーの領収書もある」と伝えて見せても
「あなたたちはサファリパークに申し込んでいる。
チケットももう用意してあるから、
サファリパークへ行かなくてはいけない。
鳥ならサファリパークにもいるだろ」とまったく埒が空きません。

出発前に、何度も旅行会社と確認を重ねていてのこの事態
にわかには信じられませんでした。

3人のお客様も当然のことながら心配顔です。
この時、お客様たちがどれほど不安に思われていたかと思うと
本当に申し訳ない気持ちでいっぱいでした。

遠路はるばる来たのに、
鳥の代わりにキリンや象を見なくてはいけないのか?
なんで花鳥園ツアーに申し込んでいるのに
サファリパークに来ちゃったんだろう?
どうやったら花鳥園へ行けるんだろうか?

と色々考えがぐるぐると回りましたが、
まずはとりきちに事態を報告しなくては!
電話で状況を伝え、ツアー会社へ確認を取ってもらうことにしました。

後できいた話ですが、この時とりきちは、驚きのあまり事務所で絶叫し
スタッフの皆がおののいたとか。

その間、私たちはサファリパークへは行かないことを決め
おそらく花鳥園はここからそう離れていないだろうから、
タクシーを頼んで向かおう等、4人で話し合いました。

そうこうしているうちに、ツアー会社から運転手さんに連絡が入り
花鳥園に連れて行ってもらえることになりました!

よかった!!
ただし、入園料は自腹で払えとのこと。

入園料自腹というのは納得がいきませんが、その後の交渉次第で
払わなくてもよくなるかも知れません。
よしんば払うことになったとしても、一番大切なのは
ヴァルスローデ花鳥園へ行くことです。
入園料はたいした問題ではありません。
とにかくタクシーではなく、花鳥園までバスに乗せてもらえるのは
天の救いのように感じました。

運転手さんに連れられて、乗ってきたバスに戻ると
二組の乗客が残っていました。
お話を伺うと、サファリパーク経由で花鳥園へ向かうとのこと。

バスが花鳥園へ向かって出発してほどなく
運転手さん(2名乗務されています)へ電話がかかってきました。


これはきっと旅行会社とのやりとり…!
入園料も含め、きっととりきちさんが交渉してくれているはずだ!


不安のどん底に落とされてから一転、
希望の光がどんどん強くなってきました!


サファリパークから更に小1時間バスに揺られ
(タクシーで行かなくてよかった…)
ついに「Weltvogelpark Walsrode」の文字が!!!

サファリパークでの悪夢からようやく抜け出せました!!

そして…

さっきの電話のやり取りで、運転手さんに指示があったのでしょう。
花鳥園のチケットも、無事自腹とならずに済みました!!

渋滞に巻き込まれ、サファリパークで降ろされ
やっとの思いでたどり着いた花鳥園。
園内に入れたのは12時40分ごろでした。
集合時間は16時30分。

園内を見て回れるのは4時間弱しかありません。
さっそく見学です!


なんといっても東京ドーム5個分です。
昼食を摂る時間も必要なので
今回、incostyleさん、ユカリさんと見て回れたのは

・熱帯の鳥達エリア
・鳥さんにジュースを飲ませる体験
・バードショー

以上の3つとなりました。
(chiyodoriさんは軽快なフットワークで
猛禽類エサやりショーや室内ショー等ご覧になられていました!)

文字にするとわずか3つと思われるかもしれませんが
それぞれのボリュームがすごく
どのエリアでも歓声をあげっぱなしとなりました。

私達が近づくと寄ってきて、羽を広げてくれる
(威嚇しているともいう)鳥さんや、夜会服を着ているような
エレガントな鳥さんたちとの出会いは
長旅の疲れを忘れさせてくれるようでした。

そして、肩や腕にとまって美味しそうにジュースを飲む
カラフルな鳥さんの愛らしさに興奮しっぱなしでした。

レストランでドイツ料理と楽しいお話で盛り上がった後
いよいよメインイベントのバードショーです。

既に大勢の人達がショーの開始を待っています。
しばらくして、勇壮な音楽とともに、かなり離れた場所から
2羽のペリカンが私たちの方へ飛んできました!!

てっきり飼育員さんが鳥さんを連れてくると思っていたので
この登場の仕方にびっくり!
軽快なトークを交えて、ペリカンの説明をしてくれます。

それにしても、飼育員さんがみなさんイケメン!!
お客様と一緒に、鳥さんにも飼育員さんにもキャーキャー言いながら
ショーを見学していました。

音楽と共に次々に登場する、ハヤブサやウミワシ、
ハゲワシ、コンドル、ヘビクイドリ達の
雄姿に圧倒され続けます。
特に、2羽のハゲワシが私たちの頭上すれすれを
何度も飛んで行った時には
思わずぶつかる!と目をつぶってしまいました。

30分のショータイムがあっという間に過ぎ
終わりに近づきます。

すると、四方八方から様々な鳥さんたちが集まってきました…!
頭上を群れをなして旋回する、大きさも色も異なる鳥さん達
おもわず涙ぐんでしまうほどの迫力と優雅さです。
どんなに言葉を尽くしても、この素晴らしい光景は
言い表せないのではないでしょうか。

飼育員さんがショーの最後に言っていた

「現在、世の中は野鳥たちにとってどんどん住みにくい
世の中になっています。この花鳥園やバードショーで、
様々な鳥たちに触れ合って興味を持ってもらい鳥たちを
取り巻く環境について、皆さんに考えて欲しいと願っています」
との言葉が胸に迫りました。

圧巻のバードショーの余韻に浸りつつも
集合時間まであと30分しかありません!
出入口隣にある売店で、お土産の鳥グッズの物色をしなければ!!
みんなで売店まで戻り、目を皿のようにして鳥グッズの品定めです。

花鳥園のガイドブックやDVD、エコバックにはじまり
様々な鳥さんのぬいぐるみや置物、各種グッズが充実していて
この売店だけでも1時間はいられそうです。

なんとかお土産を買い求め、時間通りにバスに乗り込み
一路ベルリンへと向かいます。
帰りは運転手さんの判断で、別のルートを使用したのですが
結局そこでも渋滞に巻き込まれ、ベルリンに到着したのは
夜の10時半を回っていました。

早朝から夜遅くまで、お客様たちの疲れは
相当なものだったに違いありません。
それでも、ホテルで出迎えてくれたとりきちに、皆さん口々に
「花鳥園すごく良かったです!!」「楽園のようでした!!」
「たっぷり見られるように宿泊プランを作ったほうがいいですよ!」と
おっしゃってくださり、ほっとして疲れも飛ぶようでした。

ハプニング続きの、
ヴァルスローデ花鳥園ツアーとなってしまいましたが
花鳥園の素晴らしさは何物にも代えがたく、
今回の貴重な経験とお客様からのご意見を踏まえ

・花鳥園での宿泊
・チャーターバスの導入(7名程度の団体様の場合)

を視野に入れ、パワーアップしたツアーを
日本の皆様にお届けできたらと考えています。

このたびはご参加くださいました、incostyleさん、
chiyodoriさん、ユカリさん本当にありがとうございました。

もみじ

追伸:当スタッフブログ「ドイツ・鳥の旅」カテゴリー内の
    記事も合わせてぜひご覧ください!

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横丁スタッフ

Author:横丁スタッフ
ドイツ・ベルリンにある
『とりきち横丁』の
スタッフブログです。
新製品やドイツの鳥事情
横丁での出来事などを
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